ニューハーフは、女より女らしい……わけない! | 三十路から始める、ヲンナづくり。

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前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

数日前の朝、なんとなしにTwitterでつぶやいたことが、
思わぬ反響があり、びびり続けているアタシです。。

その理由は、これ↓

初めての400リツイート…。

ゲイからニューハーフへ転向してからというもの、
日頃、フツウに生活しているだけで、
いろんなジェンダーの問題にぶちあたることが増えたし、
考えさせられることも多くなりました。

自分で、より女性化する道を選択しておいて何なんですけど、
「ニューハーフって、女性より女性らしいよね」
なんて、知ったような口叩かれると、
「そうでもないニューハーフもたくさんいるわよ」
と冷たく言い返してしまいます。

その言葉の語尾には、
「ニューハーフって、女性より女性らしい(のが当たり前だ)よね」
という押しつけだったり、勘違い甚だしい意味合いが、
口走ってる本人も無意識のうちに
含まれていたりするので、
アタシみたいな中途半端なニューハーフにとっては、
とても据わりの悪い言葉だし、
場合によっては、とても腹立たしく感じる言葉なのです。


もちろん、ノンケ男性を落としたいという思惑があるのなら、
分かりやすい「女らしさの演出」をする必要は出てくるよね…
…とは思いますので、
「自分は女らしくない」と感じている女子には、
そのように伝えますけど、
”女らしくしろ”なんて、口が裂けても言えません。
一時だけ演じてるだけで十分でしょ。

「女らしい女」なんて、
男社会が作り上げた都合のいい偶像でしかないんだから、
それにそぐわないことで他人から責められる筋合いないのよね。
もちろん、自分で自分を責めるようなこともする必要ないわ。

どんなスタンスが、「自分らしい」のかを見定めて、
それを追求する方に邁進していった方が、
自分が好きな自分に近づける気がします。

その途中で、男らしさや女らしさを
着替えるような感覚で、装ってみればいいんじゃないでしょうか。

ええ、男装も女装も、楽しまないとね☆