貴方にとって私、ただの通りすがり… | 三十路から始める、ヲンナづくり。

三十路から始める、ヲンナづくり。

前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

毎年言ってるけど、年末は女装も稼ぎ時!
超ハードスケジュールで女装仕事が立て込んでます。。。
年越し恒例の『女装紅白歌合戦』(at 新宿二丁目)まで乗り切れるかしら。。。

てか、ひとまず、先週金曜の『ブス飲み会』、私もバニー女装でDJしてたけど超楽しかった~。
聖子ちゃんやユーミンから、AKBまでアゲだったわ~★

一夜限りのユニット『Oh My Goddess!』として一緒にDJをしたkiyamaさん。。。できあがってました…。

日曜は、HIV啓発コミュニティーセンター・akta主催の『のど自慢』というイベントに出演(笑)。

10月にはトークショーさせてもらったけど、今度はカラオケでHIV啓発w
(ちなみに、『異邦人』歌いましたw)

HIV関連の手記の朗読もあったんだけど、私は、
「自分のセクシュアリティの問題の上に、HIV感染までしてしまって、自己否定する日々を送っていたが、周囲の友人らの『オマエは必要な人間だ』という励ましによって、前向きになれた」
…というゲイの方の手記を読ませてもらいました。

私は、ドラァグクイーンをはじめとする、二丁目ピープルの
"世間一般ではマイナスとされる要素も、逆手にとって「笑い」や「強み」に変換してしまうセンス"に感化されたこと。
そのセンスを自分もより磨きをかけていきたいこと。

そして、不幸の渦中にあって気持ちのもって行き場を失ってしまってる人たちに、
「そんな自分を俯瞰で見て、クスクス笑ってしまえる」ようなセンスを伝えていければ…と思っていることをお話させてもらいました。


まあ、かくいう私自身も、
HIVではないけれど、持病とそれに伴う疾病がぼんぼん併発してもうて、
今年は、いろんな診療科目の先生方から、「手の施しようが…」と気まずい反応しか返ってこないっていう。。。

先日も、あっちもこっちも問題が勃発してて末期だって説明されたばっかで、がっつり落ち込んじゃったわよ…。


でも、そんな時、『のど自慢』で自分が語った内容を思い出して、ちょっと救われた気がしたの。

「ま、命までとられるわけじゃなし…そのうち良い方向に転ぶ可能性もあるよね」って。

人生、山あり谷ありだけれど、それを乗り越えた時の悦びや達成感もきっとあるから、いろいろ前向きに検討して進んでいこうと思うわ~。


『のど自慢』終了後、初対面のお客さん数人から、「お会いできてよかったです。私も自分を磨きます」って声をかけて頂けたのがすごく嬉しかったし。

私も自分磨き、がんばるよ!


私もキャストとしてバイトしてる渋谷のオカマバーにて。
加藤あい似の美女装は顔出しNGだそうです。。。