【再アップ】愛と毒てんこ盛り『団地の女学生』 | 三十路から始める、ヲンナづくり。

三十路から始める、ヲンナづくり。

前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

※ケータイから読めない設定になっていたので、

修正して再アップします。


ゲイライターであり、

ゲイバー『エフメゾ』のママでもある伏見憲明先生

文藝賞を受賞した『魔女の息子』から

約7年ぶりとなる小説『団地の女学生』を刊行されました。

団地の女学生/伏見 憲明


(内容紹介より引用)

第40回文藝賞受賞後第一作となる短編『団地の女学生』と中篇『爪を噛む女』の二篇を収録。埼玉県下のマンモス団地を舞台に、独居老人、中年のゲイ男性、アラフォー独身女性の訪問ヘルパー、落ち目の歌手ら、昭和の遺物から脱出できずにくすぶっている人々の日常を描く。現代の格差社会への絶望と希望を裏に秘め、毒舌と笑いに包んだ「新ジャンルコメディ」というような不思議な読み心地。90年代のゲイムーブメントを牽引してきた著者の筆致は、弱者に寄り添いつつも本音満載、毒てんこもり。微苦笑の新!純文学・シニカルコメディ。



「優しく慈悲深い私」

「他人を見下しながらも、嫉妬する私」

そして、 「他人が知らない、私」──


ままならない人生を送るオンナたちの

いろんな顔、いろんな感情、いろんな葛藤のせめぎ合いを

グロテスクなまでに露わにした作品です。


すんごくドロドロした感情をもった

嫌なオンナたちばかりが出てくるんだけど(笑)、

不思議と憎めず、なぜか愛おしくさえ感じてしまうのは、

伏見先生が、彼女たちに共感し、

彼女たちを愛しているからでしょう。


確かに本音、毒舌てんこ盛りだけど、

それ以上に、弱者に思いを馳せる、愛に満ちた小説だと思います。


ぜひぜひ読んでみてくださいませー。


新宿2丁目にあるゲイショップ『ルミエール』と『コンボイ』新宿店でも販売中。

(全国の店舗でも順次販売致します)


ワタスと営業部のHIROさんとで作ったPOPも置いてもらってまーす。

(中村うさぎさんのコメント付きよー)

新・こんなおゲイの汚れ道。
やっぱデザインセンスねぇわ、ワタス……

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