※ケータイから読めない設定になっていたので、
修正して再アップします。
ゲイライターであり、
ゲイバー『エフメゾ』のママでもある伏見憲明先生 が
文藝賞を受賞した『魔女の息子』から
約7年ぶりとなる小説『団地の女学生』を刊行されました。
- 団地の女学生/伏見 憲明
(内容紹介より引用)
第40回文藝賞受賞後第一作となる短編『団地の女学生』と中篇『爪を噛む女』の二篇を収録。埼玉県下のマンモス団地を舞台に、独居老人、中年のゲイ男性、アラフォー独身女性の訪問ヘルパー、落ち目の歌手ら、昭和の遺物から脱出できずにくすぶっている人々の日常を描く。現代の格差社会への絶望と希望を裏に秘め、毒舌と笑いに包んだ「新ジャンルコメディ」というような不思議な読み心地。90年代のゲイムーブメントを牽引してきた著者の筆致は、弱者に寄り添いつつも本音満載、毒てんこもり。微苦笑の新!純文学・シニカルコメディ。
「優しく慈悲深い私」「他人を見下しながらも、嫉妬する私」
そして、 「他人が知らない、私」──
ままならない人生を送るオンナたちの
いろんな顔、いろんな感情、いろんな葛藤のせめぎ合いを
グロテスクなまでに露わにした作品です。
すんごくドロドロした感情をもった
嫌なオンナたちばかりが出てくるんだけど(笑)、
不思議と憎めず、なぜか愛おしくさえ感じてしまうのは、
伏見先生が、彼女たちに共感し、
彼女たちを愛しているからでしょう。
確かに本音、毒舌てんこ盛りだけど、
それ以上に、弱者に思いを馳せる、愛に満ちた小説だと思います。
ぜひぜひ読んでみてくださいませー。
新宿2丁目にあるゲイショップ『ルミエール』と『コンボイ』新宿店でも販売中。
(全国の店舗でも順次販売致します)
ワタスと営業部のHIROさんとで作ったPOPも置いてもらってまーす。
(中村うさぎさんのコメント付きよー)
やっぱデザインセンスねぇわ、ワタス……
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