こんな私が大嫌い! | 三十路から始める、ヲンナづくり。

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前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

病気を患う自分への憎しみや嫌悪感が高じて、

「自分じゃない何かになりたい」

と整形や女装に走ったワタスだけど、

この「自分嫌い」は、

「自分大好き」の裏返しだということもわかっている。


自分を一番に愛し、自分への関心が強いからこそ

理想であれない現実の自分に必要以上に落胆し、

「許せない!」「嫌い!」と憎しみさえ覚えてしまうワケ。


でも、そこまでわかっているのに

そこからどうしていったら

ワタスはワタスを許してあげられるのかわからない…。


整形や女装も悪くはなかった。

整形をして、ほんの少し自分を許せた感があったし、

女装してる時は素晴らしく自己肯定感が溢れ出してくるしね。

けど、それらは根本的な解決にはなってない。


たぶん、こんなに愚かで醜いワタスに向かって

「そのままの君が好き」

と言って、丸ごと受け入れて愛してくれる人がいれば、

「これでいいのかな」ってワタスも自分を許してあげることが

できるのかもしれないけれど、

そんな人、そうそう見つからないしね。


そもそも「ありのままのワタスを愛して!」なんて

あまりに傲慢過ぎて言えないよ。ワタスは、ね。


そんな行く先に迷っているワタスに

ジャストフィットしたご本が、

中村うさぎ先生の新刊『こんな私が大嫌い!』

こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ)/中村うさぎ

買い物依存症になったり、ホストや美容整形にハマったり

デリヘル嬢をやったりと、業の深すぎる人生を歩んできた先生が

その経験から見つけた、自分嫌いを克服する唯一の方法、

「自分を好きでも嫌いでもなくなる」術を伝授してくれる。


先生は、自分自身と距離を置き、

自分に対する執着から解放されるために

「己をできるだけ客観視して、

愚かしい自分も、醜い自分もネタにして笑える余裕を持とう」

ということをおっしゃっているのだけど、

これってまさに、ワタスがここ1年で影響受けまくっている

“キャムプ”と呼ばれるオカマセンスのことじゃん!


“キャムプ”に出会った瞬間、

「ワタスを救ってくれるのは、このセンスだ!」

と感じたのは去年の夏。


このご本を読んで、

「それは間違ってないよ」

と、うさぎ先生に太鼓判をもらった気がして

なんだかホッと安心しましたわ。


まあ、だからって、即幸せなんかにゃなれないけれど

自分を自分で面白がれているうちは、

不幸ってほどでもないかな。


ってなわけで、

ワタスは、今後も自分の愚行と迷走ぶりを

ネタにしてやっていきまーす!


んで、このうさぎ先生のご本、

本当に素晴らしいので、

「自分が嫌い…」という自己嫌悪力の強い人は、

なにがなんでも必読ですよー!


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