ゲイ雑誌バディ7月号にて、
ワタスが初めて担当させて頂いた『腐男子のススメ』に
思いのほか、好意的な反響があって嬉しい限りです。
バディ読者の中に腐男子なんて一人もいねぇだろ、
なんて考えていたワタスが甘かった!
やっぱゲイの腐男子って、
それこそ腐るほどいるみたいで、
ワタスなんかよりマニアックな人から
読者アンケートのお手紙を何通か頂きました。
筆者の方が似非腐男子でごめんなさいね…。
ところで、
ゲイバーで腐女子からたくさん借りていた
木原音瀬のBL小説を数ヶ月かけてやっとこ読破致しました。
いやぁ、見事にハズレがなくて
改めて木原音瀬の筆力に感服しました。
ゲイライターの伏見憲明先生が、
「この人が直木賞をとらないのはおかしい」
と仰るのも納得。
バディでも、どうせなら木原特集作りたかったわ…。
(マニアックすぎて実現不可能だけど)
で、借りた小説の中で一番よかったのは、
以前ブログでも紹介した『リベット』でした。
HIVというテーマに果敢に挑戦し、
見事な筆致で書ききった名作です。
腐女装のキムコ・ヒルトンさんのお誕生日プレゼントにも
この本を贈ったので、きっとキムコさんも泣いたはず。
腐ってない人でも、十分楽しめる本なので
ぜひぜひぜひっっ、読んでみてくださいまし。
ただ、最後に手にした『さようなら、と君は手を振った』だけは
どうも好きにはなれなかった。
今思うと、これを一番最後に残していたのも
「これは自分に合わない」という直感が働いたのかも。
もちろんこの本も、
グッと食い入るように読んでしまう魅力はあるのだけど
ショタコンの要素が含まれているので、
どうもそれがワタスには合わないみたい。
すごく不快だったし。
ま、キャラクターに反発心をもってしまうほど
感情移入していた、という証拠でもあるんですけどね。
良質な作品であることは間違いないので
ショタコンも有りって方は、ぜひ一読してみてくだぱい。
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