三十路から始める、ヲンナづくり。

三十路から始める、ヲンナづくり。

前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

Amebaでブログを始めよう!
9月はアタシのバースデー月間っつーことで、
たくさんの方にお祝いしていただいて、感謝感謝の日々でございました。。

プレゼントもお酒もたくさん頂いたよ。。。w



さて、5年間でLGBTの人を10000人撮影しようというフォトプロジェクト『OUT IN JAPAN』に参加しまして、先日公式サイトでそのポートレイトが公開になりました!

アタシもショートエッセイと共に載ってます。
http://outinjapan.com/namie-aromu/


撮影は、松任谷由実や浜崎あゆみ、ビヨンセ等、数々の有名人を撮影してきたレスリー・キー氏!

これからカミングアウトしよう、したいと思っているLGBTの人達を応援する企画です。

来週には大阪で撮影があり、これから全国各地で実施される予定だとか。

記念になる素晴らしい写真と共に、カミングアウトしたい!と願う方もぜひ参加してみてくださーい!

公式サイトで随時募集してるそうで~す♡

いよいよ今週末、2/21土曜にArcHが、新たな場所で復活します。

約1年かかって、ついにリスタート。私個人的にも感慨深いです。

約7年前、安室奈美恵ナイトに出演するマツコ・デラックスさん目当てで、一世一代の決心をして、一人ArcHに乗り込んだのを皮切りに、
女装追っかけ客として、ゲイ雑誌編集者になってからは取材先として、自分も女装をはじめてからは出演者として、関わらせてもらったArcH。

趣味女装でArcHをウロウロしているところを小原さんに声をかけてもらって、『ブスっ娘ナイト』にオファーして頂いたのが、ArcH初舞台のきっかけでしたw

念願の舞台だったので本当に緊張したけど、ステージ上でのあの絶頂感が私にとっては麻薬みたいなもので、クセになってしまい、その後の人生を激変させていくことになるのです…。
(ちなみにArcHで初めてやったショーは、友近ネタと加藤ミリヤネタでした。ミリヤネタでは、その後、随分とおまんま食べさせてもらった…)

ひょんなことから、今度はArcHのプレスとして働くことになり、その1年後にまさかの閉店に立ち会うことに…。

クローズパーティーまでは、本当にノンストップでプレス業務と女装出演を続けていたので、寂しさに浸る余裕なんてなかったけれど、
最終日、ラストソングの1曲前に、音楽に疎い私でも聞き慣れた二丁目定番オネハ『Love Shine A Light』(https://www.youtube.com/watch?v=73pGOSO_GDQ

)が流れている間に、その日出演の女装さん達とみんなでステージに上がっていた私は、思わず号泣してしまいました。

最後の最後までぎゅうぎゅう詰めのお客さん達をステージの上から眺めていたら、この曲で本当にみんな楽しそうに歌ったり、踊ったりしていて、
私にもArcHへの想いやストーリーがあったけど、みんなにもそれぞれの想いとストーリーがあったんだな~…なんて想いを馳せていたら、泣けてきちゃって…。


それからは、「いつかArcHが復活する日がきたなら、絶対この曲でショーやろう」って心に決めて、ずっと聴き続けてきました。

なのに、なのに…その復活の日が、うっかり今週末に迫ってきちゃったんですけど…まだまだ今の私は、この曲で納得いくショーができそうにありません。

でも、絶対いつかやるの! やりたい!

そのために、まずはリオープンパーティーを成功させたいと思います。

新たな場所で、新たなストーリーがたくさん生まれていくはず。
楽しみ過ぎて身もだえちゃう!

移転とはいえ、新宿二丁目であることには変わりがなく、以前の場所からご近所です。
系列店のALAMAS CAFEからすぐなので、わからなかったら、ALAMASで聞いてくださいw

『Love Shine A Light』は、きっとこの日もかかるはず…。
私と一緒にこの曲聴いて、希望のあるお話しましょう。
もしも、また泣いちゃったりしたとしても、それは嬉しい涙。化粧が落ちてオッサンに戻っちゃっても、この日だけは大目に見てください。。

あ、ちなみにその前日には、新しい系列店『AiiRO CAFE』もオープニングパーティーやります。
楽しみがおおすぎる!

2月20日、21日、両日とも皆々様のお越しを心よりお待ちしております♡

2015.2.20 fri
AiiRO CAFE OPENING PARTY~WorShip~
https://www.facebook.com/pages/AiiRO-CAFE/1609741512579318

2015.2.21 sat
ArcH RE:OPENING PARTY~over the rainbow~
https://www.facebook.com/ArcH.info

アタシ、今月で女装デビュー丸5周年です!

がんばってドラァグクイーンメイクして、ショーやってた頃もありましたね。。。あ、脇毛ボーボーだわ。

金髪女装で、キムコ・ヒルトンさんとゲイバーの周年パーティーでショーをさせてもらったのがデビューでした。

「やっとか」って気もするし、「まだそんなもんだっけ?」って気もするし…。

この5年でアタシの人生は一変。

女性ホルモン打ったり、豊胸したりするなんて、5年前には想像もしてませんでしたよ。
ほぼコスプレ感覚だったんで、非日常的な解放感が喜びだったし、まさか日常的女装になるとはね、、。

人って変わるもんだな、と思いますけど、ほんと女装って罪深い行為だなとも思うわけ。
アタシだけでなく、他の女装さんも「もっと、もっと…」という女性化欲求にかられ、最初はそんな気なかったのに、女ホルとかはじめちゃったりしちゃってるしねー。

けど、女ホル歴3年経ったアタシの出した結果としては、
「どんだけ注射打とうが、おっぱい作ろうが、オカマはオカマ!」
ってことにつきます。

ほら、あんなに綺麗な佐藤かよちゃんだって、彼女をうっとり見てる男って大抵ヘホの気質あるヤツばっかよ!
かよちゃんきっかけで、ニューハーフに興味持つ男も少なくないわけで、結局のところ、ただの女じゃないからこその魅力が評価されてるのよね。

まあ、それを嘆くニューハーフさん、GIDの方もたくさんいるでしょうけど(アタシも心折れた時期あったけど)、オカマに生まれたことを呪うよりも、その個性を強味に変えて、上手く利用して生きていく方が、より建設的だと思われます。

日本だと「オカマ」ってだけで、なんとな~く許されちゃうことも多しね。(他人への毒舌とか、男へのセクハラとかw)

コンプレックスって、自分が引け目に感じた時点でコンプレックスになっちゃうもの。
自分から堂々と丸出しにして、「何か問題でも?」と言えた時点で、それはコンプレックスではなく、武器になるってことですわ。

そのセンスは、二丁目の先輩たちから学んだことだし、遠回りしたけど、アタシ、やっぱゲイの道をいったん歩いてきて良かったな~と心底感じてます。


まあ、とかなんとか言いつつ、実はアタシ、最近「やっぱ性転換しようかしら…」って思いが強くなってるんですよ。

本物の女になりたい!…なんて思ってないし、なれやしないことも合点承知乃助!

性転換もある意味、コンプレックス解消法かなと思ってまして。

今までやってきた、脱毛とかプチ整形とかと同じ感覚かな。

ただ、性転換は身体&懐具合へのリスクが高すぎる!というのが課題なんですけど。

しばらく仕事できなくなっても平気なくらいの貯えしなきゃね。世の中、やっぱ金だわ!マニマニマニー!



さて、そういうわけで、女装デビューして間もなくから出演させて頂いている、新宿二丁目発の小室哲哉ナイト『TK GROOVE』が、11/1(土)にまた開催されまーす♪


今回のゲストは、まさかの浅倉大介様!

TM Revolutionさんのプロデューサーとしても有名ですが、実はTMNの元サポートメンバーでもあるんですね~。

そんな浅倉さんがDJとしてご出演です。
アタシは、毎度のごとく、くっだらな~いショーやります♡

ディスカウントもできるので、ご興味ある方はぜひご一報くださいね♪


その翌日から、また沖縄へ帰省予定。
幼なじみたちとの再会や、また新たなイケメンとの出会いに期待大だわ♡

21日より全国発売されるゲイ雑誌『Badi』12月号にて、歌手のmisonoさんのインタビューを担当させて頂きました~!


現在、バラエティで大活躍のmisonoさんですが、歌手生命を賭けたニューアルバムをリリースするので、その覚悟と意気込み、ゲイの前でパフォーマンスすることについてなど、いろいろ語ってくれました。

テレビではお馬鹿キャラですけど、実際にお会いしたmisonoさんは、とても繊細で真面目な人だな~という印象でしたわ。
テンションはテレビのまんまだったけど!w

よかったらご一読くださ~い!

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Badi (バディ) 2014年 12月号 [雑誌]

買い物依存症、ホスト狂い、美容整形など実体験をテーマにした著作で有名なエッセイスト・中村うさぎさんの、ゲイ雑誌バディでの連載コラム『新宿二丁目の女王』が電子書籍化されました!


アタシは、企画・構成を担当させて頂きました。

ゲイ雑誌編集者現役時代に女装を始め、徐々に自分のゲイアイデンティティが薄れていく中、企画するものや取り上げたいものも、自然と第三者視点になっていっていたアタシ。

『新宿二丁目の女王』というコラムも、「ゲイのゲイによるゲイのための雑誌で、あえて第三者の人間の視点をぶっこみたい」という願いから、
当時、二丁目でお近づきになれたうさぎさんと編集長に企画書作って直談判したのです。

そもそも盟友・マツコさんとの出会いもバディだったうさぎさんは、快く承諾してくださり、アタシの希望していた以上の毒と愛をもって、コラムを執筆してくださりました。

昨年、謎の病気で3度も生死を彷徨ったうさぎさんは、甲斐甲斐しく世話を続けてくれるゲイの旦那様を見て、あらためてパートナーシップとは何かを深く考えさせられたそうで、当作品に書き下ろしてくださった"あとがき"でも熱のこもった言葉で、そのことに触れています。

このコラムは、そもそもゲイ読者に向けて書いてもらっていたものですが、一冊にまとめたことで、
ゲイにツッコミをいれたり、共感しているうちに、世の生きがたい思いをしている女性がゲイから学べるセンスがよ~く見えてくる作品です。

ぜひぜひご一読ください!

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『新宿二丁目の女王』(Kindle版)
発行:キニナルブックス
価格:250円(※16日までのキャンペーン価格!)
表紙デザイン:HIRO

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